有限会社加洋商会＊神社管理システム＊

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　　 ａ）『神社管理システムの概略』

　　　このソフトは、大きく分けて「入力・編集処理」、「問合せ処理」、
　　「集計処理」の３つで構成されています。

　　「入力・編集処理」では、祈祷や寄進に来た方の参拝記録（伝票）
　　を入力・編集したり、神符を授与した方の授与記録を入力・編集
　　します。
　　また、崇敬会の会費入金や会員のデータ入力・編集を行います。

　　そしてこれらのデータを必要に応じて、一覧表にしたり、ＤＭの
　　宛名印刷をしたり、集計したりするのが「問合せ処理」と
　　「集計処理」です。

　　この「入力・編集処理」、「問合せ処理」、「集計処理」の各処理を
　　よりスムーズに、かつ効果的に行うために、是非行っておきたい
　　設定が「各マスタ編集処理」と　「その他処理」　です。
　　　「各マスタ編集処理」には「受付種類」「伝票種類」「人格」
　　　「性別」「地区」「学区」など12種類のマスタがあります。
　　　「その他処理」では「郵便番号辞書」と「税率表」、「導入準備」
　　があります。

　それぞれのマスタの内容はユーザー神社の必要に応じて自由に
設定できるようになっています。
　一覧表作成、宛名印刷、集計処理を効果的に行う上で、各マスタを
どうような内容に設定するかが大変重要です。

例）「伝票種類」マスタでは、「厄除」「七五三」「神宮大麻」「婦人会」
などの伝票を各神社の用途に応じて設定して、何のための参拝（来社）
だったのか、を記録できます。
　　
例）「地区」マスタに、「内氏子」「外氏子」「その他市内」「その他県内」
などの地区を設定すれば、一覧表を作りたい時に「内氏子」だけの
名簿を作成できます。また、集計をとりたい時は、設定した地区別の
件数を集計することができます。

ｂ）『初心者向けに入力の簡易化』

　初心者向けに、マウスを多用して入力できるようになっています。
キーボードでの文字入力が必要なのは「各マスタ編集処理」の
内容設定、崇敬者の姓名の入力、住所の番地入力、年月日の
数字入力です。

ｃ）『マウスを使わない人は「Ａｌｔ」キーを活用』

　入力の省力化のためにマウスを使わずに、「Ａｌｔ」キーを使って
入力できます。例えば、「スタートメニュー」画面の各ボタンには
括弧書きでアルファベットや数字が入力されています。
「Ａｌｔ」を押してそのキーを押せば、画面が表示されます。

　　　ｄ）『世帯NO以下の世帯情報と、名前NO以下の個人情報を、
　　　　　区別して管理』

　　　世帯NOと名前NOとを設定し、世帯NO以下の世帯情報と、名前NO
　　　以下の個人情報を、区別して管理します。
　　　これにより、世帯NO以下の世帯情報を一度入力すれば、その世帯
　　　の家族を入力する時は、世帯に共通する情報（郵便番号、住所、
　　　電話番号など）を再入力する手間を省くことができ、入力の省力化
　　　になります。
　　　また、家族関連づけが簡単にできます。

　　　 ｅ）『検索項目の設定が自由』

　　　　　スタートメニュー画面の「各マスタ編集処理」で、各マスタ項目が
　　　設定できますが、それらの項目は一覧表や集計を行う時の検索
　　　項目になります。検索項目を自由に設定できることは、このシステ
　　　ムの大きな特徴です。

　　　 ｆ）『どんな一覧表でも作成できる』

　　　　　スタートメニュー画面の「問合せ処理」において、「履歴台帳」
　　　「崇敬会」「一括問合せ」の３種の機能でほとんどの一覧表の作成
　　　できます。そしてさらに「案内予定者」と「未来社」「厄除案内」という
　　　問合せ機能を活用すれば、どんな一覧表でも作成可能になり
　　　ます。

　　　 ｇ）『集計が簡単』

　　　　　スタートメニュー画面の「集計処理」で、様々な集計ができます。
　　　祈祷件数の増減、収入の増減、比較対比など、用途に応じて
　　　データを取りだし一覧表やグラフにすることができます。
　　　しかも、マウスを使ってクリックしたり、日付や生年月日を入力
　　　するなど、操作は極めて簡単です。

ｈ）汎用出力・筆まめ出力について

　　「問合せ処理」で検索したデータを一覧表に印刷したり、はがき・
封筒・タックシールに印刷することができますが、さらにその一覧表
や宛名印刷を、自由に設計したい場合には、「エクセル」や「筆まめ」
など他のソフトに出力し編集することができます。

ｉ）『既存のデータを「神社管理システム」へ移行するには』

　他のソフトで、すでに管理をされているデータを、当ソフトに移行
することができます。
ただし、何のソフトの、どのバージョンを、どのように活用されているか
によって、対応は千差万別ですので、個別に最善の方法で対処します
ので、ご相談ください。

ｊ）『今後の発展性について』

　平成11年10月にデモ版を配布して以来、多くの神社関係者の
ご意見を取り入れながら修正を加えてきましたが、今後もユーザー
神社からのご要望を取り入れながら、そしてパソコン業界の発展に
対応しながら、随時バージョンアップを行っていきます。

　また、個別の神社からのご要望には、オプションというかたちで
対応していきます。
「神社管理システム」という名称が示す通り、最終的には「授与品の
在庫管理」「神社全体の財務管理」「職員の給与管理」等、
社務全般においてパソコンで管理できることを目標にしています。
今回は、最もご要望の多い「崇敬者管理」をメインに作製しました。
今後は、ユーザー神社からのご要望に応じて、バージョンアップ
しながら機能の追加を行う予定です。